−教育・子育て−
2022年4月1日発売
本書は、日本のオルタナティブ教育をめぐる現実、その学校づくりや法制化運動に参画しつつ、教育(学)のオルタナティブな志向を、超越性をめぐる問いにまで深めて探求してきた研究を編んだものである。これによって、ホリスティックな教育とケアに関する研究にも、寄与できるのではないかと目論んでいる。(「はしがき」より)
本書は、日本のオルタナティブ教育をめぐる現実、その学校づくりや法制化運動に参画しつつ、教育(学)のオルタナティブな志向を、超越性をめぐる問いにまで深めて探求してきた研究を編んだものである。これによって、ホリスティックな教育とケアに関する研究にも、寄与できるのではないかと目論んでいる。(「はしがき」より)
2022年4月1日発売
2022年4月、大阪公立大学の開学と同時に「サステイナビリティ(sustainability)」を学際的に追究する「現代システム科学域」の一学類として教育福祉学類がスタートした。本書は、前身となる大阪府立大学地域保健学域の枠組みで培ってきた学問成果を踏まえつつ、加えて新たな地域・国際社会が抱える持続可能性(サステイナビリティ)の人類的課題に対して、どのように教育福祉学が学問的に貢献できるかを考察するものとして企画されたものである。(「序文」より)
2022年4月、大阪公立大学の開学と同時に「サステイナビリティ(sustainability)」を学際的に追究する「現代システム科学域」の一学類として教育福祉学類がスタートした。本書は、前身となる大阪府立大学地域保健学域の枠組みで培ってきた学問成果を踏まえつつ、加えて新たな地域・国際社会が抱える持続可能性(サステイナビリティ)の人類的課題に対して、どのように教育福祉学が学問的に貢献できるかを考察するものとして企画されたものである。(「序文」より)
今こそ子どもたちの〝心の叫び〟と真正面から向き合い、そのパワーと可能性=「子ども力」をひきだすため、親、教師、学校、地域、社会が力を合わせ、前向きにかつ大胆に、やれることからやっていこうではありませんか。(「はじめに」より)
2011 年3 月11 日、東日本大震災と福島原発事故は多くの人々の運命を急変させた。
放射線被ばくの危険性に対する考え方の違いから地域の人々の間で生じるわだかまり―子どもを健康被害から守るため、汚染の少ない土地で療養させる活動「保養」に参加した母娘は、デモクラティックスクール〈まっくろくろすけ〉をはじめさまざまな出会いを機に、自主避難に踏み切る。
苦難を乗り越え、心豊かに成長していくふたりの物語。
放射線被ばくの危険性に対する考え方の違いから地域の人々の間で生じるわだかまり―子どもを健康被害から守るため、汚染の少ない土地で療養させる活動「保養」に参加した母娘は、デモクラティックスクール〈まっくろくろすけ〉をはじめさまざまな出会いを機に、自主避難に踏み切る。
苦難を乗り越え、心豊かに成長していくふたりの物語。
―見知らぬ他者の中に、運命がもたらす理不尽さに負けず懸命に自分らしく生きようとする同志としての姿を見たときに、自分の中に育まれる感情、その感情に支えられた生き方を求めて、われわれは「学習」し続けるのではないでしょうか。―「おわりに」より
人権と多様性の尊重、人のウェルビーイング(well-being)や生活の質(QOL)の保障と追求、多様な人々の社会的包摂などの価値の実現は、現在の日本そして世界がそれを目指しつつ、なお葛藤し続けている課題である。この本がその実現を目指す議論や実践の一助となることを願いたい。(「おわりに」より)
本著の内容は、社会実装の提案書に基づき、そのひとつである2015年9月に開催したシンポジウムの記録、そしてシンポジウムのみならず、提案書の全体像として本著を企画した。2014年子どもの貧困対策の大綱、そこから話題になった学校プラットフォーム、スクールソーシャルワ―カーの増員案、2015年12月中央教育審議会答申におけるチーム学校の議論、今まさに関心が高く動いているトピックスである。
これらに関わった筆者がその立場からも、この時期に文部科学省と厚生労働省が、そして教育研究者、福祉研究者、さらに実践家がともに議論を重ねる機会を増やす必要性から企画した提案書であり、実現したシンポジウムである。その内容とこれらの動きを見越したスクールソーシャルワーク事業プログラムのエビデンスに基づく実践の全国展開の報告(研究報告でもある)、まさに領域横断的に議論するための関連領域からの議論を掲載したものである。
これらに関わった筆者がその立場からも、この時期に文部科学省と厚生労働省が、そして教育研究者、福祉研究者、さらに実践家がともに議論を重ねる機会を増やす必要性から企画した提案書であり、実現したシンポジウムである。その内容とこれらの動きを見越したスクールソーシャルワーク事業プログラムのエビデンスに基づく実践の全国展開の報告(研究報告でもある)、まさに領域横断的に議論するための関連領域からの議論を掲載したものである。
数十年の教師生活からの提言
○国民が教育討議に参加できるシステム作りを
○地球環境問題の視点をもった教育改革を
大見 興一(おおみ こういち)
1938年 奈良市に生まれる
環境ネットワークはびきの代表
元大阪府立藤井寺工業高等学校教諭
共著 『環境展望 vol.2』『環境問題資料集成』
○国民が教育討議に参加できるシステム作りを
○地球環境問題の視点をもった教育改革を
大見 興一(おおみ こういち)
1938年 奈良市に生まれる
環境ネットワークはびきの代表
元大阪府立藤井寺工業高等学校教諭
共著 『環境展望 vol.2』『環境問題資料集成』