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文学・エッセイ・詩歌評論・演劇・絵本

遠い感情
横山多枝子 / 著
  • ISBN 978-4-88416-290-0
  • 四六判 並製 252ページ
  • 2022年10月
定価:1,980円(本体1,800円+税)
2022年10月25日発売

今や「フィクション・ノンフィクションの区別なく虹の向こうという個人的主体の世界」に生きるという著者の、「遠い感情」と「近い感情」をつなぎ紡ぐ小作品集。
「遠い感情」はまとまった一つのストーリーではなく、むかし書き留めた枝枝の集体である。喜怒哀楽の「怒哀」の部分のみを抽出したような筋立てになっている。何に対する怒哀かといえば、女に生まれてきたゆえの、己の自我を支配しようとしてくる、あるいは侵食しようとしてくる見えない力に対する怒りと哀しみである。―「まえがき」より



目次
まえがき
小説
 黒いガーベラ/異物/夢は葬られるもの/絶対知が見た光景/日曜日/主婦の四季/非人情の味/虹の帝国
吐筆
 窓/愚痴納め(平和・花鳥風月)
あとがき
《著者略歴》
横山多枝子 (よこやま たえこ)
1948年静岡県三島市生まれ。
1997年渡米。1999年ワシントン州Skagit Valley College卒業。
2001年ユタ州Brigham Young University(言語学)卒業。
2003年センター試験国語出題文の検証を開始。
2006年ブログにて「教育基本法特別委員会質疑応答と野次」を連載。
2008年「続・入試制度廃止論―認知心理学基軸―」をHPにて発表。
◎著作
『入試制度廃止論』(自費出版、2002年)
『論文読解とは推量ゲーム?』(自費出版、2004年)
『日本語を教えない国日本―入試問題・安保条約文徹底検証!』
(せせらぎ出版、2005年)
『続・入試制度廃止論―認知心理学基軸―』(せせらぎ出版、2019年)
『夢の跡の塵芥』(せせらぎ出版、2020年)。
『照らし出すものたち 這子編―一つの認知システム』(せせらぎ出版、2021年)
◎ブログ
http://www13.plala.or.jp/taekosite/
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