−心理学・哲学・宗教−
船越正康大阪教育大学名誉教授が、全日本柔道連盟のメンタルサポートに関わり、収集・保存に努めてきた40年間のデータ。
集積された内田クレペリン検査の膨大な紙データを、著者ら研究チームが、煩雑なアナログ作業を経てデータ整理し、トップアスリートの心理データ分析研究としてまとめたもの。
2022年4月25日発売
<魂によりそって現実をいきたい人たちへ>
アートと瞑想と自然を通して自らの心を掘りさげていき
最後にようやく辿り着いた魂によりそう現実とは―
セラピストである著者が日々に息苦しさを感じる
現代人へ贈る癒しの1冊
―親や教師そして進学塾や予備校の教師が唱えるように言う「勉強したら良い高校や大学へ行ける、そうしたら良い会社に入れて一生幸せに暮らせる」という集団認知システムを信じ、それに従って小さい頃から机にしがみついて勉強してきた。しかし、その子が長じて得たものは外面的優越感という屈折した劣等感だけである。―(本文より)
今や学歴は一生の幸せを自動的に保障してくれるものではないのは周知の事実。
認知心理学を軸に日本の入試制度・教育を考察した1冊。