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おいもがいっぱい―フーチャン先生と因島・重井の子どもたち―
文/正路怜子 絵/國本りか
  • ISBN978-88416-219-1
  • A5判 24ページ
  • 2013年4月
定価:1,100円(本体1,000円+税)
昭和13年、因島・重井へやってきたフーチャン先生は子どもたちに「私はお芋が大好き。でもどこに行けば売っているの?」と尋ねます。次の日のあさ、フーチャン先生が戸を開けると家の前はお芋がいっぱい!
現在もつづく、先生と生徒たちとの交流が、かわいい絵本になりました。
これは本当の話です。今から70年以上も前のことです。
私の家の近所に住む橘高文子さんは94歳。
20歳から25歳まで、広島県の御調郡重井村で国民学校の先生でした。
その時に教えた子どもたちは今、80歳から85歳。

美しい海と山に囲まれた因島で、
フーチャン先生が子どもたちと過ごした昭和13年から18年、
この国は戦争をしていました。

お孫さんや近所の子どもたちにこの絵本を読んでやって下さい。
そして私の故郷、因島をぜひ訪ねてください。
(本文より)
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