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環境問題・公害

14年目の訪問 復刻版 の表紙画像

14年目の訪問 復刻版 

B5判/248ページ

2,420円 (本体2,200円+税)

2015年6月1日

ISBN 978-4-88416-901-5

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1955年の森永ミルク中毒事件。その後遺症の追跡調査が14年後に発表され全国に衝撃を与えた。公害問題の原点といわれるガリ版刷りの小冊子の復刻と、豊富な資料集。
【日本図書館協会・全国学校図書館協議会選定図書】

泣きながら、乳房を求めても、乳のでない母親は、店から買いミルクを飲ませた。
ところが、このミルクにヒソがはいっていて、100人も1000人も乳呑み子の生命をうばいとったり、きずつけたりした。
生きのびた子どもが中学校を卒業するころまで、その子たちや親たちはヒソのはいっていたミルクのために苦しみ泣いたりした。14年ものながい年月がつづいた。
こうした実状をあきらかにし、世に訴え、その加害の責任を世に問うたのが、いわゆる「14年目の訪問」であった。
丸山 博 「『14年目の訪問』復刻版によせて」より

森永ミルク中毒事後調査の会

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