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教育・子育て
教育と政治・経済・社会・文化とが連動する現在、わたくしたちは「いじめ」とそれにつながりかかわる教育的社会的な課題にどう向き合うのか、1990年代の半ばに「喜びはいじめを超える」という概念を共有し始めましたが、果たして今もそれは有効なのか、ホリスティックなアプローチの可能性はどこにあるのかという問いかけに応答したいと考えました。本書では、実践者と研究者とがそれぞれの専門性をもとに執筆し合い、また、実践と研究とをつなぐ新しい方法(ライフヒストリーやエスノグラフィーなど)を試みた書籍となりました。
(「はじめに」より)
「いじめ」を超えていくには、すべての子どもたちとのつながりとバランス、そして、共感も違和感もつつみ込むホリスティックな見方・考え方・感じ方、そして、在り方に気づくことではないでしょうか。(「おわりに」より)