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慢性の病気の子どもを持つ家族に関わる中で、わたしは病気の子どもの兄弟の苦しみに気づくようになりました。
健康な兄弟たちは、自分自身に問いかけ始めるのです。「ぼくは大事ではないの?」「お父さんとお母さんはぼくのことをあまり愛してないの?」「ぼくは何かいけないことをしたの?」多くの場合、子どもはこの気持ちを胸にしまっています。
この本が、たくさんの難しい問いに対する答えをみつける助けになることと、お互いに対する理解と愛とを呼び覚ます手がかりになることを望んで。(ローズマリー・ニュッスリ)
この物語はパーティで大団円を迎えますが、今も暗い待合室でじっと家族を待ち続けている子どもたちに、そして昔子どもだった皆様にもこのメッセージが届きますように。(人見 佳枝)