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平和・社会・歴史・教科書

大阪空襲訴訟は何を残したのか -伝えたい、次世代に-
矢野宏・大前治 著
  • ISBN978-4-88416-244-3
  • A5判 64頁 ブックレット
  • 2015年8月
定価:700円(本体648円+税)
本書は、大阪の空襲被災者が提訴に至るまでを追った『大阪空襲訴訟を知っていますか』、提訴から一審判決までの闘いを記した『空襲被害はなぜ国の責任か』に続く第3弾。
一審判決から最高裁で上告が棄却されるまでの総括編です。
敗訴したとはいえ、この裁判で得たものは何だったのか、 戦時中の国策の問題点を明らかにした判決の内容を詳しく解説します。 再び戦争被害で苦しむ人が生まれないようにという原告の願いをこめた、闘いの記録です。
〈目次〉

第1章 届かなかった空襲被災者の訴え
 上告棄却
 集団提訴までの道のり
 空襲の記憶はないが……
 不当判決
 審理2回で結審
 「全国空襲連・大阪」として

第2章 原告は何を訴えたか
 思いを伝える最終弁論
 せめてもの願い
 なぜ日本政府を訴えるのか
 戦後補償の「三つの壁」
 あと一歩での敗訴―無意味ではなかった

第3章 戦時中の国策を問う判決
 戦争損害受忍論は採用しない―最高裁判例を修正
 防空法―逃げずに火を消せ
 情報統制と安全神話、相互監視
 疎開は禁止/防空壕は床下に
 「多大な労苦」を認定

【資料】「大阪空襲訴訟」関連年表
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