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心理学・哲学・宗教

スピリット・センタード・セラピー ―瞑想意識による援助と悟り―
石川勇一 著
  • ISBN978-4-88416-235-1
  • A5判 196ページ
  • 2014年11月
定価:1,800円(本体1,667円+税)
セラピストやカウンセラーなど対人援助に携わる方々、また、自らを深く癒し成長する道を求める方々にむけ、心を超えた高い意識であるスピリットを中心においた援助法を、やさしく丁寧に解説。スピリット中心療法のエッセンスがぎっしり凝縮されています。

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スピリット・センタード・セラピーは、そのとき抱えている問題を、日常的な自我意識において理解し介入するよりも、そこから離れた精妙な意識から眺めることができれば、癒す力が大きく高まるという臨床経験から導き出されたものです。スピリット・センタードな意識状態で丁寧に感じ取り、観察しはじめると、問題が問題でなくなったり、問題が変容・改善・消失したり、問題や自分の心に対する洞察が深まり、根本的な解決法を見出しやすくなるでしょう。
そして、スピリット・センタードな意識状態を繰り返し体験すること自体が、自我中心の狭く小さな自己から、スピリット中心の広く大きい自己への存在様式の転換を促します。それによって、意識は広く大きくなり、より自由で心の制限のない新しい次元における生き方が開かれます。
つまり、スピリット・センタード・セラピーは、自らの高次な意識の場によって心身を精妙なレベルから癒し、浄化するだけでなく、問題をひとつの契機として、意識を拡大し、霊性を体現した新しい生き方ができるように自分や他人を導く、心理療法などのヒューマン・サポートの根本原則なのです。(本文より)

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 *本書の内容は、電子書籍版の石川勇一著
 『スピリット・センタード・セラピー 第一巻 霊性に導かれる心理療法の根本原則』
 『スピリット・センタード・セラピー 第二巻 臨床実践のための基礎知識』
 (いずれも2013年)を合冊し、加筆・修正したものです。
(目次)

第一章 霊性に導かれる自己治癒法・心理療法・対人援助法
 第一節 スピリット・センタード・セラピーとは
 第二節 心理療法・ソマティックス・霊性修行の経験から生まれたスピリット中心療法
 第三節 暗黙知としてのスピリット・センタード・セラピー
 第四節 スピリット中心療法を提唱する理由
第二章 意識の多次元性を前提とするセラピー
 第五節 マインド・センタードな世界
 第六節 プレ・マインド・センタードな世界
 第七節 通常のセラピーの限界
第三章 高次意識の場が心を癒す
 第八節 心の問題は心を超えた意識で解決せよ
 第九節 高次意識の場がもたらす6つの効果
 第十節 スピリット・センタードとはどのような世界なのか
 第十一節 無尽蔵で副作用のないスピリットのフリー・エネルギー
 第十二節 スピリットの定義
 第十三節 意識の多次元世界の構造
 第十四節 内なる太陽を見いだす
 第十五節 魂実現への道:エデンへの帰還
 第十六節 心の死と再生
第四章 スピリット・センタード・セラピーの実践
 第十七節 スピリット対スピリットの関係
 第十八節 自らを癒せる人としてクライエントをみる
 第十九節 セラピストは瞑想が必修
 第二十節 サマタ瞑想とウィパッサナー瞑想
 第二十一節 正しい生活を送ること
 第二十二節 戒律を守ってみる
 第二十三節 スピリット・センタード・セラピーのコツ
 第二十四節 スピリット・センタードへの誘導法 その一
 第二十五節 スピリット・センタードへの誘導法 その二
 第二十六節 スピリット・センタードな場の力
 第二十七節 リーディングとの違い
 第二十八節 情報が自動調節されるスピリット・センタード・セラピー
 第二十九節 技法を活かすスピリット
 第三十節 スピリットによる万能技法「予断無き観察」
 第三十一節 心理療法の四つの共通治療要因
 第三十二節 第二の身体としての外的現実
 第三十三節 正当なプラシーボ
 第三十四節 目覚めた創造者になる
第五章 霊性を巡る困難な課題
 第三十五節 スピリットへの抵抗
 第三十六節 煙幕で自我を守る事例
 第三十七節 高次意識と低次意識の非対称的な関係性と同期化傾向
 第三十八節 防衛的霊性
 第三十九節 攻撃的霊性
 第四十節 偽りの霊性から真の霊性へ
 第四十一節 偽りの霊性の背景
 第四十二節 自発的な気づきと変化を待つ
 第四十三節 揺さぶりをかける
 第四十四節 自我の本音
 第四十五節 混乱した心への対処
第六章 ケース・スタディ
 第四十六節 手記「『苦しみ』を『苦しみ』だけで終わらせない在り方」
 第四十七節 下降期(暗黒期)
 第四十八節 転機(神秘体験)
 第四十九節 上昇期(セラピー・動作法・瞑想・洞察期)
 第五十節 神秘体験への態度
 第五十一節 誰が瞑想できず、誰が瞑想できるのか
 第五十二節 「ありがとう」療法の効果
 第五十三節 回復と洞察の上昇過程を成功した要因
 第五十四節 瞑想を深めた重要な三つの要因
 第五十五節 波羅蜜
第七章 補遺
 第五十六節 意識の次元を重視する
 第五十七節 適切な高さ
 第五十八節 まだらに現れるスピリット
 第五十九節 適切な精妙さ
 第六十節 スピリチュアル・エマージェンシー
 第六十一節 現実逃避と現実への逃避
 第六十二節 心の貧しい人々は幸いである・一切皆苦

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