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独断的クラシック音楽のすすめ
久徳茂雄 著
  • ISBN978-4-88416-207-8
  • A5判
  • 2011年11月
定価:1,676円(本体1,524円+税)
現役外科医である著者が、クラシック音楽の聴き方・楽しみ方を、専門家による入門書とはひと味違うユニークな視点から紹介する1冊。お勧めの名盤解説だけでなく、それぞれの名曲・名演の背景にある歴史やアーチストたちの印象的な様子を、歯切れのよい文体で紹介。それは、聴き手である著者の思い出とも交錯します。
クラシック好きからビギナーまで、読めば聴きたくなる本です。
この小さい本は、同人誌や何かに頼まれて書いているうちに連載してしまったクラシック音楽についての随想や関連する思い出話をまとめたもので、専門家にはお叱りを受けるであろう、素人の狭く浅いが、感動を持って書いた感想文集である。紹介した本の足下にも及ばないが、同世代の音楽ファンの読者に、あるいはビギナーへの指針として、クラシック音楽をこんな風に偏屈に、あるいは違った視点で聴いたりできるのだ、と感じていただけたら嬉しい。(本文より)

目次

序  曲 ありふれた緒言、3つの本の紹介
第1楽章 まず交響曲から
第2楽章 ショスタコーヴィチについての随想
     -出会いと四重奏曲第8番やいくつかの交響曲のこと・共感
第3楽章 ベートーヴェンの交響曲ライヴ
●インターミッション1 留学中に通ったミュージカル
第4楽章 モーツァルトのピアノ協奏曲ライヴ
第5楽章 映画の中のオペラ
  -ヴェルディ没後100年によせて
第6楽章 ベルリオーズの作品
第7楽章 チャイコフスキーの交響曲ライヴ
●インターミッション2 中学校の音楽の授業と尺八
第8楽章 ブラームスとマーラーについての随想
第9楽章 ブラームスの交響曲、ピアノ協奏曲ライヴ
第10楽章 マーラーの交響曲ライヴ
●インターミッション3 無価値、と「琴線に触れる」こと
第11楽章 ショスタコーヴィチの交響曲ライヴ
第12楽章 オイストラフとコーガン
-ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲をめぐって
第13楽章 コンダクターになりたい
●インターミッション4 音楽少年の愛読雑誌
第14楽章 シベリウス、ニールセンの交響曲
第15楽章 オネゲルの交響曲、ほか
第16楽章 究極のオーケストラ超名曲
終  曲 長いあとがき 最後のシナリオ

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