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心理学・哲学・宗教

寺院の社会福祉 -家族を守る仏教-
三宅 敬誠 著
  • ISBN4-88416-151-3
  • 四六判 上製本 178ページ
  • 2005年刊
定価:2,160円(本体2,000円+税)
釈迦は家族共同体の原理によって、家族の崩壊や破壊から仏教徒を護ってきた。寺院の社会的使命は何か。寺院の社会福祉の確立をめざす本書が語りかける。国家に安易に管理されてはならない。
《もくじ》

第1章 寺院の社会的役割を認めない宗教観
(1) 社会福祉の背景にある専門職業
(2) 寺院の社会的役割は存在するか
(3) 政教分離原則の逆転した国
(4) 寺院の社会福祉を認めない国

第2章 家族の原理と家族を守る仏教
(1) 三宝のなかの僧
(2) 僧に採り入れられた家族の原理
(3) 文明の進展は家族破壊の危機
(4) 家族を破壊から守る仏教

第3章 寺院の社会的役割
(1) 「イエの宗教から個人の宗教へ」という偽瞞
(2) 宗教・社会的使命としての家族の保護

第4章 寺院の社会福祉の意義
(1) 日本の家族福祉理論の矛盾
(2) 方法論としての家族福祉
(3) 寺院の社会福祉は家族福祉

第5章 寺院の社会福祉の確立
(1) 教会の社会福祉の危機とその確立
(2) 家族の集合した信仰のコミュニティ

第6章 日本の寺院の社会福祉の確立に向けて
(1) 講の復権
(2) 末端寺院の現実と教団の現実認識の乖離
(3) 教団の寺院の社会福祉へのリーダーシップ
(4) 背景にある寺院への理解
(5) 寺院の社会福祉を実践する人の資質


【著者略歴】
三宅 敬誠(みやけ けいじょう)
1939年 奈良県に生まれる
1964年 大阪市立大学大学院(社会福祉学専攻)修了
1964年 仏教大学仏教学部仏教福祉学科助手
1965年 奈良県中央児童相談所児童福祉司
      総務部地方課行政係長、薬務課長補佐等歴任(1985年奈良県
      退職)
1982年 自治大学校第五七期卒
1987年 仏教大学文学部仏教学科卒業
1990年 仏教大学仏教社会事業研究所研究員
現  在 宗教法人山の寺念仏寺住職
      仏教大学非常勤講師
著  書 『近代的社会福祉と宗教』(東方出版)
      『宗教と社会福祉の思想』(東方出版 2000年浄土宗学術賞受
       賞)
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