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食べもの・健康・環境問題

「農」大好き夫婦の畑通信―私たち流の野菜づくりと楽しいくらし―
服部 和雄・愛子 著
  • ISBN4-88416-132-7
  • 四六判 173ページ
  • 2004年刊
定価:1,257円(本体1,143円+税)
大阪府の職員として農業にかかわってきた著者夫婦が、退職を機に滋賀県今津町に小さな山の家と農園をもち、自分たち流の野菜づくりをし、そのくらしを語る。作る喜び、収穫の喜び、食べる喜びに満ちた「地産地消」「自産自消」の農業をすすめ、今の農業のかかえている問題点を明らかにし、本当の豊かさとはなにかを問う。


※品切れ・重版未定です
《もくじ》

1 私たち流の野菜づくり
  収穫の喜び、贈る喜び/私たちがめざす野菜づくり/一年の作付け
  計画を立てる/野菜の性質や生まれ故郷を知っておつきあい/土を
  作って野菜を作る/ちょっとおもしろいプランターでの野菜づくり/
  「地産地消」「自産自消」のすすめ

2 いよいよ春
  春を待ちきれずに植える「じゃがいも」/大阪特産の「さといも」のは
  なし/春のタネまきは桜の花の咲く頃に

3 夏野菜をしっかり勉強
  浅漬けが天下一品「なす」のはなし/完熟でずっしり重い「トマト」の
  はなし/歯ざわり格別「きゅうり」のはなし/迷惑なほどよくできる「ピ
  ーマン」のはなし

4 忙しく楽しい季節のはじまり
  心もうきうき、夏野菜の準備/いよいよ夏野菜の植え付け/取れた
  ての味を楽しむ「とうもろこし」/楽しいいも掘りのために さつまいも
  の苗の植え付け/大切な大切な「お米さん」/収穫したてが最高「枝
  豆」の栽培/夏野菜その後の管理と「すいか」の栽培/農家の思い
  と「かぼちゃ」の栽培

5 夏は収穫を楽しむ農園の最盛期
  「たまねぎ」の収穫と「ゴーヤ」の栽培/できるだけ農薬を使わない
  「大豆」栽培/「落花生(南京豆)」の栽培と「じゃがいも」の収穫/半
  夏生と農家のくらし/夏野菜の鮮度を生かしお漬物に挑戦/農家の
  お年寄りたちの畑は安全で新鮮な野菜の宝庫/取れすぎた夏野菜
  は保存し冬まで楽しむ

6 みのり豊かな秋の農園
  8月は秋冬野菜の大切な準備の時期/農家のお盆と夏野菜/いよ
  いよ秋冬野菜の代表「だいこん」の栽培/冬の鍋物や漬物に最適
  「はくさい」の栽培/秋冬野菜のタネまき・苗の植え付け/香りとみど
  りを楽しむ「しゅんぎく(きくな)」の栽培/秋に作りやすい「大阪しろ
  な」「こまつな」の栽培/先がけて春を味わう「たねのさき(はなな)」
  の栽培

7 秋を楽しむ
  秋の夜長に「能勢栗」食べて/泉州特産「たまねぎ」の栽培/秋晴れ
  のもと、楽しい「さつまいも」掘り/「つくねいも」の収穫と夏野菜の反
  省/「青菜」の漬物と「落花生」の収穫/取れたて「だいこん」のおい
  しさに感激/「たくあん漬」と「切り干しだいこん」/「手前味噌」を造る
  /農園の冬支度と「はくさい漬」

8 私たち流の野菜づくり
  農園があって本当によかった!/農家のくらしと本当の豊かさ/私
  たちの「畑通信」も冬ごもり


【著者略歴】
服部 和雄(はっとり かずお)
1942年生まれ。1962年4月~2002年3月大阪府農林水産部に勤務。豊能・泉北・泉州地区農業改良普及センターに農業改良普及員として勤務し、農家の農業改良、経営改善の支援を行い、泉州農と緑の総合事務所農業改良普及センター長を最後に退職する。うち10年間は、農業構造改善事業などの補助奨励事業を担当する。うち3年間は、大阪府中央卸売市場で水産課長・農産課長として勤務する。2002年4月から、大阪府老人大学園芸科講師を務める。

服部 愛子(はっとり あいこ)
1941年生まれ。1961年4月~2001年3月大阪府農林水産部に勤務。北河内・三島・豊能・中河内地区農業改良普及センターに生活改良普及員として勤務し、40年間府下の農村で農家女性の学習グループの育成や生活課題解決のための活動を支援する。
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